作成者別アーカイブ: つくば総合法律事務所

常陽リビング8月20日号掲載 弁護士・星野学のくらしの法律『自賠責保険がなかった場合の賠償について』


車を運転していて人身事故を起こしてしまったとき、対人賠償額無制限の任意保険に入っていれば、自賠責保険に入っていなくても大丈夫ですか?


原動機付自転車を含むすべての自動車は、自賠責保険に入っていなければ運転することはできません。自賠責保険がない状態で運行すると、罰則として懲役刑が科される場合もあります。

任意保険は自賠責保険の上乗せという性質の保険なので、自賠責保険なしで交通事故を起こせば、たとえ対人賠償額が無制限であっても、自賠責保険分の賠償額は自己負担となります。自己負担の最高額は、被害者が傷害(けが)だけで済んだとしても120万円、死亡の場合は3000万円、重篤な後遺障害の場合には4000万円にもなります。

一般的に自賠責保険の更新は車検時に行います。したがって、車検を受け忘れた場合には任意保険に入っていても自賠責保険がない状態ということになります。

業者やディーラーからの車検の更新案内通知に頼りがちですが、中古車販売店や個人からオークションサイトを通じて購入した場合には車検の案内が来ない場合があります。念のため、車の自賠責保険の有効期間を再確認してみましょう。

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常陽リビング2022年8月20日号

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プレステンにロッキーくんの弁護士日記 刑事弁護編が掲載されました。 ロッキーくんの南の島は夕暮れ時になりました。

プレステン

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弁護士ドットコムのウェブサイトに当事務所の代表弁護士のコメント記事が掲載されました。

弁護士ドットコムのウェブサイトに代表弁護士・星野学のコメントが掲載されました。

記事のタイトルは 乳児を放置して居酒屋へ、「ベビーモニターで見守り」の親が逮捕された理由は? です。

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常陽リビング7月16日号掲載 弁護士・星野学のくらしの法律『交通事故における停止車両側の過失について』


自分の車が停止していたときの事故なのに、私にも過失があると言われました。本当でしょうか?


よく、動いていたなら過失があるが、止まっていれば過失は無いと言われます。

しかし、止まっていれば過失がないというのは誤りです。もちろん、赤信号に従い停止していたところを追突されたような場合は過失が無いとされます。

しかし、車を停止させる位置や態様が不適切であれば、たとえ衝突時に車が停止していたとしても停止車両側にも過失があるとされる場合があります。

例えば、夜間にハザードを点けず十分に道路の左端に寄せずに車を停止させていて追突された場合、駐車場であれば、双方が通路を走行中に出合い頭で衝突する直前に車を停止させた場合、他の車が駐車スペースに出入りするのが分かっていながら車が通るであろう場所に近づいて車を停止させた場合などは、停止していた車にも過失があるとされる可能性が大きいです。

車を停止させるのであれば他の車の迷惑にならないように停止させることが大切です。他の車両の安全にも配慮しながら車を運転したいですね。

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常陽リビング2022年7月16日号

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シティオペラにロッキーくんの弁護士日記刑事弁護編が掲載されました。ロッキーくんの夏休みは南の島!一緒に行きたいですね笑

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